北海道ツーリング2018 7.27~8.7 その②
朝の早い時間に、宿泊したニューリフレを出発しました。まだ人気も無い札幌の町です・・。画像に時間が出ていないのでわかりにくいですが、5時台なんですよ・・。
国道12号を旭川まで出て、比布北まで走り・・ここからは高速の門別道にのります。門別道は長い距離なんですが無料区間なんです・・(^_^)。
このニューリフレと言うカプセルホテルです。サウナも風呂もついて、しかも・・・ですよ・・・(^_^)しかも・・、生ビールまで付いて3000円なんですよ。遅く到着して早く出発するのには最適です。去年は2700円でしたのにねぇ・・・(/_;)。
大通り公園を目指します・・。直進すれば大通りです。それを右折するのですよ。
大通り端の時計台、時刻は5時54分です・・。ワタシはいつも旅においては早起きです。でないと一日の予定が狂いますからねぇ・・・。
たいてい出発は7時です。たまに・・・8時半と言う時もありますが(^_^)。
国道12号は日本で一番長い直線区間を持っています。野幌を過ぎて、石狩川を渡る寸前に空は真っ黒に・・・。岩見沢を過ぎるまで降られました。晴れたのは美唄に入ってからです。ようやくここでレインを脱ぎました。
岩見沢で忘れられないのは、ローソン9条西8丁目店のイートインで朝を軽く食べたのですが、店員さんの内藤青年が「旅を楽しんで下さいね・・。」と店の入り口まで見送って下さり、励まして頂けた事がとても感激でした(^_^)。その節は有り難うございました。感謝です・・。
今は無事に帰り着いていますのでご安心下さい。
内藤さんは背の高い、ハンサムな好青年です(^_^)。
こんな青年ばかりだと日本の未来は明るいなあ・・・・(^_^)と思いました。ぜひ、皆さんが岩見沢に寄るときはローソンにお立ち寄り下さい。
岩見沢市9条西8-6-1 国道12号沿い、市立総合病院横
直線道路です。(^_^)日本一の直線道路は北海道の札幌と旭川を結ぶ国道12号線の美唄市~滝川市の間です。
ただひたすらに真っ直ぐな道が続いています。さすが広大な北海道(^_^)。
ここまで真っ直ぐだと直線道路が分かりますねぇ・・。
歩道も整備されています。直線距離ですが29.2キロあるのですよ・・。信じられないです。
でも~~、走ればただの道でした・・・。(/_;)
直線道路の景色にはこんなのどかな光景も見られました。
後を振り返って見ました。さすがに真っ直ぐですよ・・・・。
ここから旭川、比布の画像はありません・・・。門別道も撮っていません・・。門別道は時速100キロ以上で飛ばしています。単気筒で250cc・・、これで100キロ以上出せば回転数が7000回転に上がります・・。下道に降りれば急に音がしなくなって、ワタシはエンジンが切れているのか~~と不安になりましたよ・・(/_;)。でも回転計は2000回転・・・エンジンは動作していました・・。普段はこんな高回転数で長時間走りませんからねぇ・・(^_^)。
門別道を降りてから、国道333を走ったのですが若佐交差点で道道685号に出て計呂地(けろち)に回るはずが、道道103に出てしまいました・・。町の中で、まずガソリンを入れたらよかったのですが、この道はどんどん山の中に入り、人家など微塵もありません・・。ギャア~~、後約40キロ・・・佐呂間の町に出るまでガソリン保つのかな・・・とハラハラしながらイチバチやってしまいました・・(/_;)。何とか佐呂間には入れて、危うくGS 見つけて事無きを得ました・・。この旅で、ハラハラした事が何度ありました。うっかり燃料計を見落としていたのです・・・。(/_;)
佐呂間町の様子です・・。こんな町にGSは一軒でした・・・。
しかしローカル・・・牧歌的風景です(^_^)。
こんな道を走りながら、去年の夏此処に着いた時は夕暮れだった事を思い出していました・・。
向こうに見えるのが佐呂間湖です・・。このレンズ映りがいいです・・。
佐呂間湖です。向こう側はずっと延びていますが途中で切れて海と繋がっています。
この田舎道を走りました・・。誰にも会わないのがまさに北海道です・・。
佐呂間湖です。
この道はキャンプ場の方に続いています。一応は走って見ました。昨年はもう夕暮れで探検隊は出来ませんでした・・・。
佐呂間漁港です。
佐呂間湖は味のある湖ですよ・・・。しかし、観光客が誰もいないのには驚きです。まさに、現代では陸の孤島化しています・・。(佐呂間湖ユースのペアレント談・・笑)
いまは旅バイクです・・・。家に帰れば買い物バイクです・・。コイツに日々お世話になっていますから愛着がひとしおですよ。(^_^)
ハーレーが買えない訳ではないのですが、ワタシはハーレーよりもコレがいいです(^_^)。
いくら若くて美しい垢抜けネーサンよりも、長年暮らした・・おくたびれママさんから気持ちが離れないのと同じ理屈ですかねぇ・・・キャハハ・・・(^_^)。
先にユースに行って見たのですが、午後2時で締まっていましたので旧浜佐呂間駅跡にやって来ました。湧網線が走っていました。昔はこの駅を何度も通ったものです。オホーツクの眺めが車窓から見られる、とりわけ風景が美しい路線として知られていました。昭和62年)3月20日 全線 (89.8km) を廃止されたのですよ・・・。
でも・・、駅舎と呼べるものは無く、白い車の後の小屋が駅舎の一部だとか・・・・(/_;)。
再びユースに向かいます。ユース前の佐呂間湖です。部屋から撮って見ました。
この部屋は去年と同じですよ・・・。今年の泊まり客はワタシと神戸からのご夫婦だけでした・・。当然ワタシはひとり部屋・・・。去年も一人でしたよ(/_;)。
思えば7月30日・・・、同じ日に宿泊しているのですよねぇ・・。ひゃあ・・たまげました。
昔は若者で賑わったところが、今は静かなままにおかれてしまっています。あの日の喧噪は何処に・・・ですよ。何処のユースも昔は元気でしたからねぇ・・。それが今では経営危機に陥っています。
7月31日・・・、浜佐呂間の町から網走方面を目指します・・。
国道238号を網走に向かいひたすら走ります。オホーツクの夏の景色は優しいです・・。(^_^)
3桁国道にしては整備されて、交通量の少ない道です。度々停まってはオホーツクを眺めていました。
能取湖です。この湖が見えてくると網走までもうすぐです・・・。でも、今回は網走市街には入らず、網走の手前で大曲3から国道39号(北見国道)を選択します。この道は昨年、大空町(女満別)に抜けた道でした・・。コカコーラが見えて来たら左折です・・。
国道39号です・・。右側は網走湖です・・。そしてあの左側の踏切が・・・。(^_^)
右を見たり・・・(^_^)
この踏切を渡り進めば網走監獄の資料館なんですよ・・。資料館については去年のブログをご覧下さい。いつも列車が行き過ぎる場面に遭遇するのですが、カメラを取り出す暇も無く・・・列車は遠ざかります。
この網走湖は絵になっていますね・・・。珍しくうまく撮れていました・・。(^_^)
コカコーラを目印に左手に進路を取り、さらに右手2つめの田舎道を進めば天に続く道の起点です。山道なので、ちょっと引いてしまいそうですが・・・・。
すぐに開けた道になります。道の両側にはこのような風景が広がっています。
ビートですかねぇ・・。雄大な光景です。
富良野のジェットコースターの道を思い出しますが、この道は「感動の道」です。
ひたすら直線です。ホントは斜里広域農道と言う道なんです(^_^)。小清水では少し曲がっていますが、ほとんどが直線です。国道334号に接続して、それからが本格的な「天に続く道」ですからねぇ・・・。(^_^)
横道はこんな道です。残念ながら砂利道は走れません・・・。(/_;)
海別岳1419メートルが望まれます。
右手を見れば夏の雲が感動的です(^_^)。小海別岳ですねぇ・・890メートルです。
左手には、こんな未舗装の道も続いています。
さらに突き進んで行きます・・・。
この辺りは在り来たりの、何処にでもある道のように思われます。それが、国道に出て、国道から右手に分岐すれば・・・・
この道に繋がって来ます。ご夫婦のバイクが2台走って来ました。この方達とは此処でお会いして、さらに知床五湖でもお会いしました。知床峠でお別れしてから根室の方に行かれたようです。
まさに天に続く道です。でも、ワタシはこの斜めになったパーキングで立ちごけをしてしまったのですよ・・・(/_;)。さらに停め直せばサイドを引いていなかったばかりに勝手に前に進み出し・・・、もう一度・・・今度は左へ転倒させてしまったのです。
まさにギャア~~ですよ。でも、買い換えた旅カメラをバッグにしまっていたためにカメラは損傷を受けませんでした・・。もし、新しいカメラ・・・フジX-E3がボコボコになっていたら、きっと立ち直れなかったですよ・・・(^_^)。高いんだから~~~~(>_<)。
二度目の転倒時には、先ほどのご夫婦のご主人が起こすお手伝いをした下さいました。有り難く感謝です・・・。
天に続く道から、ウトロを目指します。知床五湖に行ってみようと思いました。左手に海を見ながら走ります。
山の中の道も綺麗に整備されていました。ウトロでガソリンを入れたスタンドさんで、随分昔の話をしながら、確かウトロにGSが一軒ありましたよねぇ・・・と聞けば、それウチですよ・・。あの旧道の入り口にありました・・・と言われていました。ウトロは小さい町で、道も細く悪くて・・・ウトロを外れれば地道だったのです。それがつづら折りになりながら岩尾別まで続いていたのですよ・・・。今は、郵便局も古い小さな局からモダンな局に変身・・・、コンビニも出来て大きな移り変わりです。
岩尾別ユースです・・。昔の道はユースの前でした・・。ユースも随分変わりましたよ・・。42年昔はもっと古い建物でした・・。10年少し前にもそんなに変わっていなかったようですが、現在は見違える変身です(^_^)。ここに連泊しながら、この先の木下小屋(温泉)や、ススキをかき分けて五湖に向かったものでしたが・・・。
知床は昔は秘境だったのですよ・・。それが今や道路が整備されて観光バスが走り、爺&婆でも来れるようになって秘境では無くなりました・・・。ホント・・・、卑怯ですよ(>_<)。
五湖に続く道です。
来ましたよ知床五湖・・。でも、こんな遊歩道が整えられて、おまけに動物が入りこまないように電気柵まで付けられているのですからねぇ・・・。
唖然!。10年少し前に、家族を連れてきた時にはもう出来ていましたから、もう昔の自然のままを求めることは出来ないですねぇ・・。
雲が映り、とても絵になる光景です・・。山は右手から羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳 です。
知床半島の脊梁部は斜里岳を基部に海別岳、遠音別岳(おんねべつだけ)、羅臼岳、硫黄山、知床岳など千島火山帯となっている。昭和39年(1964)に知床国立公園に指定された。エゾマツ、トドマツ、ダケカンバなどほとんど人手の加わらない樹林に覆われ、頂稜部はハイマツの間にエゾツガザクラ、エゾキンバイソウなど高山植物が豊富にある。海岸部は荒海に浸食された断崖絶壁となっており、オホーツク海側は200mも切り立った断崖が続いている。そこは、ヒグマ、オジロワシ、シマフクロウなど大形鳥獣の生息地で、特別保護地域である。
知床の山は海からの強風が直接吹きつけ、気候も寒冷で森林限界も800m以下だ。それより上部はハイマツ帯で、山間の平坦部には湖沼が点在している。
登山コースがついているのは斜里岳、羅臼岳、硫黄岳で、そのほかの山に登るには、沢の遡行やヤブこぎを強いられる。積雪期登山の対象として魅力ある山だが、知床特有の強風には特に注意が必要だ。
実に雄大な自然です・・・。(^_^)
ここで、天に続く道で出会ったご夫婦とまた再会しました。とても穏やかで優しいご主人と、笑顔の素敵な明るい奥様です。写真を撮らせていただきました。
何とぞ、ご夫婦で仲むつまじくこれからもツーリングをされて下さいね・・。
また何処かでお会い出来る事を楽しみにしています。お元気でお過ごし下さい・・。(^_^)
奥様はハーレーなんですよ(^_^)。
五湖からは知床を縦断して羅臼に向かいます。天気もまさに快晴、走りやすい好条件の日でしたよ・・・(^_^)。
羅臼岳1660メートルです。
知床峠に来た祈念にパシャ・・・・。(^_^)
知床の自然は雄大です・・。でも、この風景は夏だけのものですよねぇ・・。
後を振り返ってみれば羅臼岳が見送ってくれていました(^_^)。昔・・・、まだ学生時代の事ですが、縦断道が無かった時代に岩尾別から羅臼岳を越えて羅臼に抜ける猛者(モサ)もいました。斜里まで出て大回りするよりは近いからだとか・・。でも、峠越えはオヤジ(ヒグマ)が出ますよ・・。それが恐ろしいです・・・。さすがにワタシは引きましたけどねぇ。
羅臼からは大急ぎで別海町です。午後2時に遅い昼食です。北海シマエビ天丼です。
これを一度食べてみたかったのですよ・・・(^_^)。美味かったですよ・・。店はさすがに2時だと客がまばらでした。
この白帆と言う店です。ライダーだけで無く、旅の人には有名な店です。ぜひ・・・お薦めしたい店のひとつですよ。
国道244号から243号を通り、屈斜路湖を目指します。今日の宿は屈斜路湖原野ユースです。昔・・・五木寛之さんが、当時の青年のバイブルたる「青年は荒野をめざす」と言う作品を書かれましたけれど、青年で無くてもオッサンでも荒野をめざしたいですよ・・・(^_^)。
243号に入ればこのような風景が・・・。
この左手に見えるとんがり屋根が原野ユースです。もっと大原野を連想していましたよ・・・。(/_;)
これが屈斜路湖原野ユースです。
今日はひとりではありませんでした(^_^)。名古屋郊外から来られた方とほぼ同時に宿泊手続きをして、この部屋に入れて頂きました。ワタシはこのベッドを使わせてもらいました。この日は後に北見から車で来られた一人旅の方と3人部屋でした。北見の方は階段を上がり天井部屋です。暑い~~と言われていましたねぇ・・。
こんなホールが下にあります。ここで食事も取ります。ただ、ビールが350缶400円とは高かったですよ・・。500ミリは500円・・・、え~~どんな計算??と思いましたが文句も言わずに・・・(^_^)。
部屋の外をベッドから撮って見ました。
他の方と同室だと、とても楽しくて・・・(^_^)、それがまさにユースですよねぇ・・(^_^)。去年も今年もひとりきりの所が多かったから、それがつまらなくてガッカリしていたのです・・。
朝、7時過ぎに屈斜路湖の雲海を見るために早く旅立つワタシを見送って下さった同室のY氏です。とても楽しい方で話が弾んでいい思い出が出来ました。何とぞお元気でお過ごし下さい。(^_^) またお会い出来る日を楽しみにしています(^_^)。
この道を突き進みます・・・。国道243号がまもなくです・・。左に行けば屈斜路湖です。
佐呂間湖を出てから屈斜路湖原野ユースまでこの日の行程は380キロでした。意外と長距離でした。でも、思い出の知床も行けて嬉しかったです・・。
なにより、去年と違う行程で、道東を走れたことが楽しかったですよ・・。天気にも旅の人にも恵まれた一日でした。4泊目が終了です。国道に出れば5日目が待ってくれています(^_^)。