2019年 北海道 7月26日~8月4日 ③ 稚内から羽幌へ
稚内のみどり湯を発ちます・・・。一昨年は5時台に出たのですが、この日は羽幌までですから8時にのんびりと出ました。やはり曇り空が広がっていました・・。
後を振り返れば、一昨年も今年も夕飯はこのセコマで済ませました。イートインが有り、とてものんびり出来る店でした・・・。セコマのカツドン、旨いしボリューム有るし、それに安いし・・・と、もう大ファンですよ・・・(^_^)。
この国道106号、オロロン街道を真っ直ぐに進みます・・。やがて海に出ると、一路南下です・・。
海沿いに出れば、今にも雨が降り出しそうな様子です・・。海も、風が強くて荒れています。
夏の日本海は凪ばかりではありません・・。少し天候が崩れると、このように荒々しい様子を見せてくれます・・・。
左手はサロベツ原野です・・・。右手も原野ですが、海がすぐ側です・・・。
浜勇知園地で停まりました。少し歩いて見ると沼があり、夏だと言うのにやたら寒い気温でした・・。この時は気温22度です。ヤマハのレインを着て丁度でしたねぇ。
沼地もひっそりと・・・・。
それにしても、この日の日本海は波が荒すぎでした・・。気温22度、かなり寒い日でした・・。
どんよりとした日本海は怖すぎですよ・・・(/_;)。
浜里のパーキングシェルターに入りました。雨でしたから、ここで少し休みました。雨で寒い時に走るのは辛いものがありますねぇ・・・(/_;)。
幌延町浜里の北緯45度通過点モニュメント付近に、この浜里パーキングシェルターはあります。吹雪などを避けるために設置されています。
こちらは稚内方面です・・・。
こちらは羽幌方面です・・。他にも、国道40号豊富バイパスにもありますが、こちらはかまぼこ型です・・。
再び、こちらに向けて走り出します・・・。細かく、冷たい雨が降り続いていました。
一面の霧の中・・・・。
濡れた路面を・・・、真っ直ぐなこの道をひたすら走りましたよ・・・。
風の強さが風力発電には適しているようです。風力発電所も見ました・・・。
ゆっくりと、風車は回転しているのですよ・・・。停まっているように見えますがねぇ・・・(/_;)。
道も濡れています・・・。振り返れば遠い道です・・(/_;)。
町の中にも人影は無く・・・・。
旧羽幌線の軌道跡です・・・。うち捨てられたようにその姿を残していました。昔、国鉄時代に・・・このローカル線で旅をした事が懐かしく思い出されます。
運転手さんは気楽にタバコを吸いながら運転していました・・。今では信じられない光景ですよ(/_;)。羽幌線、楽しかったですよ・・・。
すっかり草むして、軌道は自然に返ろうとしています・・・。
この上に上がりたかったですが、何処からも上がれる所が無く、下から見上げたままになってしまいました。
この狭い間を列車は走っていたのですよねぇ・・・。
反対側、留萌方面には電柱が立てられ、いかにも廃線・・・を強調していました(/_;)。
少し風は収まってきたようです・・・。
この上が旧鉄道跡とは誰も思わないでしょうねぇ・・・。
初山別バスターミナルです。昔の初山別駅の跡地です・・・。何処から見ても鉄道の後は微塵も感じられませんでした。
昔の写真です・・・。ワタシです・・。一人旅ですよ(^_^)。カメラ・・、ペンタックスSPを向かいの座席窓においてセルフで撮りました・・。昭和50年6月30日です・・。 この日は焼尻島泊でした・・。
町もひっそりとしていました・・・。
羽幌の町に入る前に、いつもの寄り道で風車につられて側道に入って見ました・・・。その道が国道に繋がっていると思ったのですが・・・。
畑作地の間に、倉庫とも人家とも見分けのつかない建物があり・・・。
すぐ横の海辺には夏草が静かに生い茂り・・・・。
ひたすら進めば、道は途切れて行き止まりを呈していました・・。ここから戻りました。
この、帰りの道を・・・いい気になって時速80キロで飛ばしていて、道路の段差に乗り上げてバイクが飛び・・・・急にハンドルが軽くなり地面から離れていました・・・汗!。
ひゃあ~~転倒・・と思いきや、辛うじて転倒からは逃れられましたが、まさに怖い体験でしたね・・・。
廃校になった羽幌町立光洋小学校です・・・。地域の物置になっているようです・・。校名は書いていませんでした・・後で地図を見ました(/_;)。
これを見る限り、かなりの生徒がいたと思いますよ・・・。もう過疎も甚だしい地域です・・今は。
昭和33年10月1日開校 平成13年3月31日閉校。最後は生徒数5人だったようです・・・。
羽幌の町に入ってから、おろろん食堂に寄りました・・。大奮発で、海鮮丼を食べて見ました(^_^)。カレイの揚げ物がついていましたが、1匹では無く切り身でしたねぇ・・。
ひゃあ~~食べかけで写真もないですよね・・・(>_<)。
おろろん食堂を出てから留萌に向かいます。この日は羽幌遊歩ユースに泊まる予定なんですが、まだ陽も高いし時間があるので40キロ先の留萌を目指しました。留萌本線の終着駅、増毛への跨線橋が取り払われた様子を見ておきたかったのです・・・。
現在の留萌駅です・・・。
この白い跨線橋が左手に200メートル延びていたのですよ・・・。羽幌線乗り場へはずっと遠くのホームから列車が出ていました・・・。もう取り払われて見る影も無くでした・・・。
留萌本線です・・・。
ここから上がり、リュックを担いでつっかけ履いて、羽幌線への乗り場まで歩いたのが昭和50年の夏でした・・・。日付を調べると6月29日でした・・・。留萌本線の列車には達磨ストーブの暖房が入っていた、とても寒い日でしたよ・・・(/_;)。
留萌駅の改札です・・。
留萌から羽幌に戻る途中で、小平の花田鰊番屋に寄って見ました。何度も小平は通っていますし、厳寒の雪の日にも訪れましたが、入るのは初めてでした・・。いつもはこの横の道の駅だけです・・・(/_;)。
漁具が展示されていたり・・・・。
広い板張りの部屋は漁師が暖を取っていた部屋ですねぇ・・・。すぐに飛び出せるように待機していた様子がうかがえます。
台所です・・・。ここでも沢山のお女中が働いていたのでしょうねぇ・・・。
畳の座敷です・・。網元が暮らしていた部屋や、離れ座敷も見ました。残念ながらフラッシュを忘れて来て、撮ったものの真っ黒気でした・・・(/_;)。
この海を見張る部屋も・・・実は入れて貰いました。内緒で入れてもらったのです。
座敷に上がるすぐ左の階段を上れば左手がふすまで仕切られていて、それを開けると小さな和室があり、その和室からこの見張り台になっていました。
お客さんが他にいなければもっと見せて貰えた筈なのに・・・・じっくり見れなくて残念でした。
「立ち入り禁止」の綱が張ってありますから、すぐにわかりますよ・・・(^_^)。ワタシは受付のジッサマの好意で見せていただきましたが、小平町の教育委員会に文面で申し込めば可能だと思います・・・。ただ、利用目的の無い見学のみは断られると思いますよ・・・・・(^_^)。
しかし・・・天気が悪くて・・・・(/_;)。もう少し露出を上げれば良かったかも・・・・(/_;)。
鰊番屋の隣、道の駅から海を見た様子です・・。この風景を何度見たことやら・・・。
モニュメントが素敵ですよ。いつ見ても感激しますねぇ・・・。
まだまだ道は濡れています・・・。
留萌から羽幌へは40数キロの道のり・・・、曇り空の中を急ぎます・・・。
羽幌遊歩ユース泊です・・・。昔は町立ユースだったのですが、経営難で民間に肩代わりしてもらったようです・・・。
風車が何処までも並んでいます。さすがに風の強い地域です・・。初めて走った4年前も横殴りの雨でした・・。冷たい風に、稚内までの超距離・・・さすがに震えました。
勝手知ったる道になっても、さすがに遠く感じますよ・・・。
どこまでも、このような道が続いています・・・。