北海道ツーリング2018 7.27~8.7 その④
競馬のブログになってしまっていますよ・・・。(^_^)
6日目・・・、8月3日。今日の泊まりは日高豊郷・・・、豊郷夢民村(とよさと・むーみんむら)です。
その前にぜひ行っておきたかったのがここ・・・・(^_^)、「門別競馬場」なんですよ。
今年度の門別は4月18日から11月8日まで火・水・木に開催。いつもネット馬券で応援しているのですよ・・。
ここは正門ではないです・・。国道から入った方の門です。第4コーナーの後ろにある門です。
お客様入り口がゲート・・・、いわゆる発馬機だもんなあ~面白過ぎですよ(^_^)。
この入り口からはスタンドまでジーチャンが荷車で送ってくれます・・。荷車たって、ほら・・あのパン屋が売りに来るような車ですからねぇ・・。
早速馬券を買って見ました・・・。向かい正面からのスタート・・・、砂埃が舞っています・・。
「さぁ、第4コーナーを回って、さあ各馬直線に入りました~~。ウチは食い下がる〇〇〇、追い込み勢は大外を回った△△△が〇〇〇に半馬身差にまで詰め寄り、さあ激しい攻防・・・、△△△が〇〇〇をかわして先頭に躍り出たぁ・・・・、粘れるか〇〇〇・・・馬群の中から一気の足を見せるのは□□□・・・・、あと100メートル、△△△が3馬身引き離した~~~~~。」と、熱の入る実況は古田博アナウンサーでした・・。(^_^)
わぁ~~~~~、9番にしてやられました。
直線鋭く馬群をさばいて延びたのはエレガンスビーナス、名人宮崎光行騎乗です。2着が9番エレーヌワンダー黒澤愛斗騎乗、3着エムティシルバー、桑村真明騎乗。払い戻しは10-9 3970円、10-9-4 24090円でした・・・。次の4レースも買いましたよ・・。でも、勝ったのは永島太郎・・・、園田からの遠征騎手ですよ・・。太郎っち、園田では意外と浮き沈みの激しい騎手なんですが、門別では結構勝利度数を上げていましたねぇ・・・(^_^)。
3レースはいきなりの「ウラ」で馬券は紙くず・・、で4レースも幹太が4馬身引き離されて2着・・・。(/_;)これもウラを食いました。(/_;)
ホント「ウラ」めしいですねぇ・・・。まあまあ遊びだから(^_^)。
※ウラとは・・ 9-10を買えば真反対の10-9で入る事。
パドックにやって来ました・・。ここでウマを見ます。ワタシはウマの見方はヘタクソです・・。でも、パドックで見ると仕上がり度合いはしっかりわかりましたねぇ・・・。仕上がりって、どのくらいのレース出しが出来るほどに調整されているかですよ・・。覇気の無いウマに入れ込みのキツイウマは外した方が無難です・・・。
でも、誰もウマの精神面は分からないのですが・・・。(^_^)お話が出来ないですからねぇ・・。
ここで関西からの馬主さんと出会いました。大阪から美女を連れて観戦に来られていました。(^_^)すげぇな~~~~、ワタシも馬主になりたいですよ・・。(/_;)
井上幹太君です・・。幹太は勝負根性抜群です・・。でも、しばらくは勝ち味に乏しかったのですよねぇ・・。頑張ってもらいたいです・・。
ワタシはフレンチセシルよ・・。覚えておいて・・・とこのお嬢は申しています。
「オマエは、ここ一番が弱い・・!。二の足の使い方ヘタ~~、競馬は前で勝負せんかい・・。幹太の指示どおり走れや・・。」とオッサンは答えておきましたが・・・。
セシルは顔だけみたら美人なんですがねぇ・・・ギャハハ・・。
※二の足・・・逃げ馬や先行馬が直線辺りでスパートをかけた後にさらに伸びる事
二枚腰とも言う
山本咲希到(さきと)騎手です・・・。若手の中でも期待株です。勝負根性には目を見張るものがあります。馬群を割っての追い込みのうまさは・・・・・まさに絶妙ですよ・・。この日はミスビューティフルに騎乗しています。
スタンドにはお客の姿もまばらです・・。もう笑ってしまったのは、馬主さんの為の席はスタンド端に「馬主席」と綱が張ってあった事です・・(^_^)。えぇぇ・・・、なんか何処かで見たで~~、とそうです・・・小学校なんかの「児童席」「保護者席」「来賓席」を連想させましたよ・・。まあ、優雅なお方達はガラス張りの指定席にお座りなんですが・・・。日本一小さいスタンドです。こんな競馬場は珍しいですよ(^_^)。
ゴール板ですが・・・。
ウマが走りすぎた後はこのように砂埃が横に舞っています・・。)
ゴールにかかるウマが写ってないです・・・って!。
いいえ!、わざとこの写真を撮ったのですよ・・。(^_^) 失敗を素直に認めないのが面白い・・・・(^_^)。
ホント・・・、小さいスタンドなんです。とても競馬場とは思えないですねぇ・・。
もともと門別は北海道競馬のトレセンだったのですよ。JRAの札幌競馬場のダートを借り、旭川や帯広などでもレースをしていました。今や予算削減のために、ここに集約したのです。馬券はネットのオッズパーク、スパットで発売していますから地元民しか来ないようですねぇ・・。
でも・・・ワタシ以外にも、バイクを置いたところには他府県ナンバーのバイクが3台、荷物を一杯積み込んだまま駐輪していましたよ。やはり、ここに来たいファンもいるのですよ・・。(^_^)
特別席です・・。昔のスタンドを改装して、Aスタンドと呼ばれています。普通のスタンドはポラリススタンドと言うのですよ・・。で、特別席って幾ら?。ワタシら庶民でも入れたのかなぁ・・。(^_^)
グランシャリオナイターは陽が沈んでからが本番ですが、ワタシは陽の明るいうちに豊郷に行かなければならないのでこれで立ち去ります・・。この道を330メートル歩いてのんびりと出口までの散歩です・・・。
出口は第4コーナーのすぐ側にあります。
【外回りコース】
■右回り一周/1,600m ■直線/330m
【内回りコース】
■右回り一周/1,376m ■直線/218m
■フラットコース
■距離/1,000m、1,200m、1,500m、
1,600m、1,700m、1,800m、2,000m
第4コーナーの後側から見たところです。直線が330メートル・・、地方競馬としては大井競馬と並ぶ規模です。
こんなカメラが据え付けてありました。これは中継用の無人カメラのようですねぇ・・。
で、豊郷夢民村に着く手前に、大洋牧場で放牧中のウマを見ました。
「オッサン何処から来てん・・・?。」と聞かれましたがワタシにはウマ語は分かりませんでした。(>_<)
「おれらこのポーズが格好いいんや・・・まぁ綺麗に撮れや・・。」で撮らせてもらいました。(^_^)
子馬ちゃんもいました。大洋牧場は広いです。
何しろ、芝の直線・・・発馬用の練習コースと・・、
800メートルのダートコースを有しています・・。この辺りの牧場はほとんど練習コースを持っているようです・・。
この日の宿は夢民村(むーみんむら)ユースでした。山の中です。ワタシ以外には個室の方にお一人若い人がおられただけで、ドミトリーの10人部屋はワタシ一人でした・・・。
昼間はいいが夜になれば静か過ぎて恐ろしい・・・。(>_<)
しかも、この部屋ですよ・・・。落ち着かないですよ・・。
度胸を付けて寝るべぇ・・・とウイスキーをがぶ飲みすれば、飲んでも飲んでもホントに酔わず・・・、酔うどころか胃の調子が悪かったためにムカムカしだして・・・吐き気を覚えて、トイレで2度吐いてしまいましたよ・・。ポケ瓶を1本飲んでしまった割に酔わなかったです・・・(>_<)。でも吐いたためか、次の日は二日酔いも無く・・・(^_^)。
次の朝は早く飛び出しました・・・。ワタシにはビビル宿でしたが、ペアレントの奥様はオバアサンながらしっかりされた方で、もともとはウマのブリーダーをされていたと話されていました。もう競馬談義すれば舌を巻くほどの知識の深いオバアサンでしたよ。血統についても、ウマの見方についてもさすが元ブリーダー・・・見識が深かったです。それに元馬主さんでもあったようで、レースに出した生産馬が10連勝したとも話されていました。
もうテイタニアとか、超往年の名馬の名前も聞けて、ワタシはびっくりでしたねぇ・・。競馬歴ワタシは47年・・・、名前を聞けば記憶が蘇って来ますからねぇ・・・。
ワタシも馬主になりたいですが、出走奨励金の金額を聞いてちょっと引いてしまいましたね・・。調教師さんへの委託金が払えないですよ・・・(>_<)。
「なぁに・・、この辺りじゃ先生(調教師)には中央の3分の1だよ・・と言われますが、それでも15万はかかりますよ・・。輸送費や医療費もかかる事だし、放牧に出しても牧場への経費も必要ですからねぇ・・。
庶民派は100円握りしめて、せいぜい勝馬投票券(馬券)ですよ・・・(>_<)。
中央競馬では以下の奨励金が出ています。地方は金額がさらに小さいです・・・。
出走奨励金
5着以下でも貰えるお金で、8着までに入れば貰えるお金の事をいいます。(重賞競走は10着まで)
出走奨励金分配は、
6着→1着賞金の8%、
7着→1着賞金の7%
8着→1着賞金の6%
==以下は重賞競走のみ==
9着→1着賞金の3%
10着→1着賞金の2%
一部のG1、G2レースに限っては、11着以下の馬にも支給される奨励金があります。
G1レースの場合は200万か150万円
G2レースは100万か50万円
となっています。
特別出走手当
出走した全馬に対して支払われる手当。いわゆる参加賞ですね。
重賞競走 43万1,000円
特別競走 42万2,000円
1勝馬 41万8,000円
未勝利馬・新馬・未勝利戦 40万7,000円
の出走手当てが貰えます。
※なお、様々な条件によって加算や減算が行われるのでご注意を
距離別出走奨励賞
芝コース・距離1,800m以上の一般競走に出走した馬に支払われます。
(金額は着順やレースの格によって異なります。最高で360万円。)
内国産馬所有奨励賞
平地競走の出走馬が国内で生産された馬であった場合に支払われます。
※平地競走の出走馬が内国産の牝馬であった場合も支払われます。ただし、牝馬限定のレースの場合は支払われません。
(これも着順やレースによって金額は変わります。最高で300万円。)
社台です・・・。とても綺麗な牧場です。ペアレントさんは「社台のY氏はもうすごい人で、牧場の金網が一箇所破れていただけでも全部張り替える人なの・・。」と言われていた事がよくわかります。
この門の前ですごいなあ・・・恐ろしく広いなあ・・・と見ていたら、レクサスに乗ったニーサンが後から来て、「何かご用ですか?。」と声をかけて来ました・・。
「いいえ・・、観光客です。」と答えれば、無言で車に乗ったままリモコン操作をしたのでしょう・・・、門が勝手に開いて中に走り去って行きました。
しばらく見ていたら、今度は門が勝手に動きだし、完全に締まってしまいました。
開いている時に中に入らなくてよかったですよ(^_^)。出れなくなってしまうところでした。
このニーサンは此処の社員さんなんでしようねぇ・・。しかし若くしてレクサスとは凄い・・・、いい儲けなんだろうなあ・・と思いました。
競馬の世界は、勝てば生産者にも奨励金が支払われますからねぇ・・。
生産牧場賞
生産した生産牧場に支払われるお金で金額は下記のように分けられています。
・GI競走の場合、1着・100万円、2着・40万円、3着・25万円、4着・15万円、5着・10万円。
・GI以外の重賞競走の場合、1着・65万円、2着・26万円、3着・16万円、4着・10万円、5着・7万円。
・特別競走の場合、1着・43万円、2着・17万円、3着・11万円、4着・6万円、5着・4万円。
・一般競走の場合、1着・32万円、2着・13万円、3着・8万円。
繁殖牝馬所有者
母馬を所有する生産者か馬主に支払われるお金で金額は下記のように分けられています。
・GI競走の場合、1着・130万円、2着・52万円、3着・33万円、4着・20万円、5着・13万円。
・GI以外の重賞競走の場合、1着・80万円、2着・32万円、3着・20万円、4着・12万円、5着・8万円。
・特別競走の場合、1着・43万円、2着・17万円、3着・11万円、4着・6万円、5着・4万円。
・一般競走の場合、1着・32万円、2着・13万円、3着・8万円。
掲示板は5着までですが、賞金は8着まで支払われるのですよ。
しかし・・、ウマの世界は馬主さんには余り腹が痛まない制度になっているのですねぇ・・。金持ちはより大金を稼ぎ、庶民は100円単位で毟り取られて行くのかも知れませんねえ・・(>_<)。
牧場を見た後に、国道235号に降りて来ました。日高道の高速に乗る手前のセブンでコーヒーとサンドで軽い朝にしました。セブンの移動販売なんか見た事がなかったので一枚写真に収めました。(^_^)
日高道です・・。走りやすい道です・・。しかし、みんなふっ飛ばすのにはびっくりですよ・・・。(^_^)
沼ノ端西インターまでは無料区間です・・。
下を走る道は国道235号です。この道が夜は真っ黒けなんですよ・・。ホント、闇夜の中をライトだけで走る怖さです。厚真の苫小牧東港に行く道です。
札幌に出て、長年会っていない友人D氏を訪ねました。お元気そうで何よりでした(^_^)。
ご病気をされたと心配していたのですが、ここまで元気になられて安心しました。
昔・・、ワタシが21歳の時に天売島で知り合って以来仲良くさせて頂いています。
長い付き合いですが、前回お会いしてから20年は経過してしまいましたね・・。
でも、安心しましたよ・・(^_^)お変わり無くて・・・。
奥様も昔と変わらずです・・。可愛い奥様ですよ。(^_^)
これからもお二人、お元気でお過ごし下さい・・。またお会いしたいと思っていますので。(^_^)
札幌に出て来たのは、夜は大通り公園のビアガーデンでの飲み会に参加する為です。去年、通りがかって皆さんいいなあ・・・と指をくわえていたら、今年はチャンスが巡って来ました・・。楽しかったですよ(^_^)。
会費は払いましたよ・・、きちんと・・・。
8月3日 7日目の朝です。昨日の6泊目は「札幌青年会館」でした。元はユースホステルです・・。ずっと以前は札幌ハウスと呼ばれていました。昨年の青年会館はワタシ一人でしたのに、今年は8人部屋に6人・・・、隣の大阪から来た方と親しくお話も出来ました(^_^)。
ここは素泊まりですから朝は駅に出てスタバでコーヒーとサンドで済ませました。スタバのサンドは高杉君です・・。朝から漱石先生一人出て行きましたよ・・・。(>_<) その後、珍しくもない道庁です・・。何度来たものか、感激もないままにです・・・。
角度を変えれば絵になるのですよねぇ・・・。
青年会館に戻って、荷物を積み込み出発です・・・。今日は積丹を回ります。リフォレ積丹ユースを予約しています。
途中で寄ったのが小樽のつぎの塩谷駅・・・、函館本線の駅です。
無人駅です。
函館本線・・・函館から旭川ですが、昔はここがメインでした。今や、千歳がある為に、千歳線が札幌へのメインになっています。
誰の姿もありませんでした。ワタシが帰ろうとした時に、一組のご夫婦が見学に来られただけです・・。でも~~~物好きっているものですねぇ・・・(^_^)。
塩谷の海岸です・・。
小樽の人よ・・に出て来る、♪ふた~りで あるいたぁぁぁ しおやのはまべえぇぇぇ・・・なんて、・・・はぁ?・・・こんな所歩けるのかなって?。 しのべばなつかしぃぃぃ こだいのもぉじぃよ~~~って、はぁ?・・・手宮洞窟の事やろが・・・。手宮はここからまだかなり先ですが?。歌謡曲って、聞き手が地理も知り得ない事を良い事に、地名と言葉の羅列やがなぁ~~~(>_<)。
何も無い、ひたすら無い・・・塩谷はうらぶれた田舎でした・・。
再び5号線に戻り、右手を目指します・・・。
余市駅です・・。ワタシが降りた頃の思いでは微塵も感じられない駅になっていました。(>_<)
この駅です・・・。のすたるじゃあ~~を感じさせる、セピア色の駅ですよ。これだと懐かしくなります・・・。
街も変わりました・・。
やって来たのはニッカウイスキーです・・。ここも大きく変化していました。
竹鶴政孝先生・・。いやあ・・実にすばらしい実業家ですよ。我が国で、商売人で先生と呼ばれるのは竹鶴政孝氏と松下幸之助氏だけです・・。(^_^)
リタさんです・・。竹鶴政孝先生の奥様です。
これは旨い・・(^_^)。サントリーの山崎よりもワタシはニッカの余市の方が好きです。
ワタシのオヤジもニッカ派でした・・。生涯ニッカでしたね・・。ビールはアサヒ(^_^)。
そのアサヒがニッカを吸収したのもまた意味ありげな・・・。
ドラマでの印袢纏です・・。
支那からの観光客です・・。
旧本社事務所です・・。
本社の応接室です・・。手前にガラスが入っています。中には入れません。
試飲室です・・。ワタシはオレンジジュースを飲んだだけでした・・。21の時はアップルワインをしたたか飲んで結構酔いましたねぇ・・(^_^)。
酔って、余市から札幌までを国鉄バスで出ました。バス停のあった工場の前の道はもっと細くて、田舎の道そのままでしたが、今は綺麗に整備されてまるで様子が変わっています。
何処を捜しても昔のままは見当たりませんでした。
これも時代の流れ・・・、仕方の無いことですよねぇ・・。
ニッカの後は積丹半島、さらに小樽市内と続きます。もう今現在でファイル利用度が93パーセント、もうこれ以上アップする事は難しいので来月にまわしたいと思います。
一気に載せようとすればなかなかそうも行かず、かなり端折っていますがご理解下さい・・。では、10月に入りましたら残りをアップしますので・・。