2017.7.26~8.5北海道ツーリング⑩

 北海道最後の宿は室蘭ユースホステル。昔は若者で賑わった所も、現在はオジサン3人の宿泊者でした。これはこれで楽しかったですよ(^_^)/~。

 もう静かなユースで、窓の外はイタンキ浜。夏とは言え、夜はかなり冷えましたね・・。

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 右手の岬がホンチキウ岬、左の奥がトッカリショ岬です。間違えていたらごめんなさい(/_;)。

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 草花が揺れて・・・

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 8人部屋を4人部屋にして、和室に改造されていました。

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 ここでオジサン3人で、軽く飲みながら語らった事もいい思い出です(^_^)/~。それぞれが一部屋ずつ与えられました。ここで集まったのです(^_-)。3人ともバイク旅でした。

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 イタンキ浜で泳いでいる人もいませんでしたね・・。 

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 ワタシのバイクです・・・。今は静かに「買い物用」バイクに戻っています。

 遊びよりも買い物、市内のお出かけ用に買い換えたのです。それでも平気で110キロで走れます(^_^)/~。

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室蘭市内の夕暮れです・・。

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 明かりがポツポツ付き出してきました。

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風が強くて波も出てきました・・。とても夏とは思えない光景です。

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 朝、潮見公園に上りユースの付近を撮って見ました。白い建物が室蘭ユースです。建物の右手の低い細長い所は食堂です。今はここが賑わう事も無く・・・・。

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 工場群の方を望んで見ました。白鳥大橋が靄にかすんでいます・・。白と赤の煙突の隣にかすかに見て取れますかねぇ・・・。

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 少し輪郭だけでもわかりますか?。橋らしいなあ・・ぐらいはわかってもらえましたか?。(^_^)/~

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 街を見るワタシの後ろ姿です・・・。

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 街を走り、室蘭駅に行って見ました・・。昨日はバイパスを通りましたが、今日は下道から行きました。

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 現在は観光案内所ですが、昔の室蘭駅です・・。懐かしいなあ・・。でも、もう線路も取り払われて・・・・。

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 現在はパーキングと一部公園になっていました。

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 これが今の室蘭駅です。すっかり建物が斬新になり・・・。

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 列車はここで止まり、線路も真っ直ぐに付け替えられて昔の面影はありません。

 何か寂しいですよね・・。

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 駅前の案内図。室蘭はこのように海に突き出た街なんです。室蘭港をまたぐ大橋が白鳥大橋です。

 このあと  室蘭のメインストリート、中央町こと室蘭中央通りに行って見ました。やはり昔と比べて大きく寂れていました。

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この建物は何屋さんだったのか・・思い出せないです。ツタは昔のままですが、手入れがされていませんねぇ・・。

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 後ろを振り向けばバス停。

 

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 家具屋さんも店を閉じたのかなあ・・・。

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 そしてやって来たのが英国館。この喫茶はジェットスターの機内誌にも紹介されていますよ(^_-)。それに小説「旅の軌跡」にも出てくる店なんです。ワタシが訪れた10年ほど前は、店が出来た時だったのかなあ・・・。

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 この奥の席で主人公は旅の思いでを心に書き留めているのですよね・・。(^_-)

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 どうです・・・、言葉がいらないでしょ~。(^_^)/~

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 ワタシはカウンターでママと雑談しながら・・・。ママも幾分お歳を召したような・・。ギャハハ、ワタシもなんですが・・・。(^_^)/~

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 20分ほど英国館にいて、ママにさようならを告げて外に出ました。

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 また来ますからね・・・。

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 それにしても、シャッター通りになってしまっています・・・。A氏からお聞きしていましたが、まさに寂れてしまっています・・・(/_;)。

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 交差点も人の影が無く・・・。

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 静まり返った街になっています。

 

 今日は帰る日、とりあえず苫小牧まで急ぐことにしました・・。f:id:mahomimi:20170903170503j:plain

 しかし、寄り道の癖は抜けないです。(/_;) 高浜虚子の碑と聞いて、あちこち迷いながら行けば・・、

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 確かにありましたが、期待を大きく裏切ってくれました・・。真證寺という寺の敷地の中にありました。f:id:mahomimi:20170903170653j:plain

そのあとも白老を通った時に「仙台藩陣屋跡」に引かれて寄ってみれば、これなんかもうガッカリの一言でした・・・。

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 資料館には入らなかったです。かなりの資料館や博物館には足を運んでいますから、外から見ただけでその展示が手に取るように想像できます・・。(>_<)

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 これが陣屋の名残らしいですが、ただの広場やないですかぁ・・(/_;)。せめて、もっと具体的なモノがあればよかったのですが・・・。

 

 苫小牧を目指して走ります・・。登別では知里幸恵・銀のしずく記念館にも行きましたよ・・・。でも午前休館で見れませんでした・・。

 アイヌ神謡集」の著者、知里幸恵。はじめてアイヌの物語をローマ字表記で表し、わかりやすい和訳で本にした人物だ。執筆の動機は、アイヌ語研究で有名な言語学者の金田一京助に、アイヌ口承文芸の価値を説かれ勧められたからであるが、これは外面的なこと。知里幸恵の内面的な動機は、本書の「序」にかかれている。

アイヌの自由な天地が、明治以降、急速に開発され近代化したことが大正11年(1922)3月1日の「序」からわかる。狩猟・採集生活をしていたアイヌの人々にとっては、自然の破壊だけではなく、生活を追われることでもあった。社会からは滅びゆく民族と言われ、アイヌ語も文化も尊重されず排除されそうになっていることを自覚。文字にしてアイヌの物語などを残そうと、アイヌの文化を守りたいという切々とした思いをこの序で伝えている。その後、金田一京助に勧められ、知里幸恵は17歳の時に幼い頃から祖母と伯母から聞いていた「カムイユカラ」を金田一から送られてきたノートにアイヌ語で記した。上京し、金田一家アイヌ神謡集の原稿を書き終え、校正も済ませ発行するだけの状態にまで仕上げたが、心臓麻痺により急逝した。

記念館には、知里幸恵の遺品、実際に書いた手紙、日記帳、アイヌ語のノート、そしてアイヌ神謡集が展示されている。今現在で直筆のものが140点程あり、小さいスペースをひとまわりすると登別生まれの知里幸恵の生涯と業績が分かるように展示されている。国内外から多くの人が訪れ、地元市民も愛する場所だ。

【住所】北海道登別市登別本町2丁目34-7
【交通】JR:室蘭本線登別駅から徒歩約15分
車:札幌中心部から約1時間20分(道央自動車道 登別東IC経由)
【電話】0143-83-5666
【開館時間】9時30分~16時30分(入館は16時まで)
【休館日】火曜日(祝・祭日除く)、年末年始(12月28日~1月5日)
【入館料】大人500円、団体(10名以上)450円、登別市在住者250円、高校生200円、小中学生100円
【備考】URL http://www9.plala.or.jp/shirokanipe/index.html

知里幸恵さんは現在中学生の教科書にも載せられていますよ・・。

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 この奥です・・。

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 室蘭本線が真っ直ぐに延びています。国道と併走しているのですよね・・。

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 国道もこんな感じです・・・。

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 後を振り向けば・・・・。

 

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 苫小牧の街を通り越して、先にやって来たのが新日本海フェリーの乗り場、苫小牧東港です。ここは夜になれば真っ暗で、先に下調べをしておかないと間違えそうで不安なためにやって来ました・・・。なかなか市街から遠いですよ。約20キロ少しです。

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 国道から看板を右折するとこんな道が続いています。まあ、これで間違えることも無いと安心して苫小牧市街に戻ります。(^_^)/~

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 苫小牧に戻ってきました・・。

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苫小牧駅も大きく変わりましたねぇ・・。

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 駅を見て街に出て見ました。バイクは駅前のホテルに(黙って)置かせてもらっています。(^_^)/~

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 苫小牧は王子製紙の街、社宅に社宅の廃墟、昔使われていた軽便鉄道の静態保存といろいろなものがありました・・。

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 こんな機関車好きですねぇ(^_^)/~。

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 これは何の店なんですかねぇ・?

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 ずっと奥が王子製紙です・・。

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 街の中で・・・。

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 ここで街の写真は終わりました・・・。

 この旅でお世話になった岩松様に苫小牧トラツクステーションでお会いしました。とても素敵な爽やかな方でした(^_^)/~。せめてお会いして、一言でもお礼を申し上げられて感激でした。重ねて厚くお礼申し上げますm(_ _)m。

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苫小牧東ターミナルです。まだ船への案内がありません・・。

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 帰りのバイクはかなりの数でしたね・・。行きは9台、帰りは30台ではきかない数でしたね・・。

ZAO(蔵王)のシールがワタシです・・。(^_^)/~

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 先にトラックとコンテナが積み込まれ、車が終わってからバイクでした・・。12時を遙かにまわりましたよ・・。遅れて出向です。

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 行きと違って帰りはお向かいにお仲間でツーリングされているらしいライダーが・・・。でも、顔を合わしたのは2回ほどでした・・・。ずっと寝ておられたようです・・・。

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 カメラのバッテリーを充電してから寝ようっと・・・・(^_^)/~。

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 次の朝、後のデッキに出て見ました。

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 苫小牧へ向かう新日本海フェリーとすれ違いです。

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 みなさん眺めていますねぇ・・(^_^)/~。

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 展望室です。デッキへの廊下になっています。

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 ビンゴ大会です・・。ワタシは何も当たりませんでした・・。(>_<)

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 かなり時間が過ぎ、夕方ともなれば日本海に沈む大きな夕陽が望めます。

 北陸本線で、日本海に沈む夕陽を何度か見ましたが、海の上の方が大感激でした・・。

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 月も出て・・・・。

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 窓越しの夕陽も・・・。

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フェリーは一路敦賀に、真っ直ぐに走っているのですねぇ・・。かなりの高速船です。だから横のデッキには出られません・・・。

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 このボケ具合が・・・・何ともいい・・・夕陽が主役ですから・・・。(^_^)/~

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 何処かの坊主がタブレットで・・・。それをまた後から坊主を写そうと・・・。

坊主「あっ、写真のじゃましてすみません・・。」

ワタシ「いいんですよ、君のタブレットを撮らせてもらいました・・。(^_^)/~」

坊主「ありがとうございます‥。(^_^)/~」

 礼を言われることではないのですが・・・。(^_^)/~。ワタシはズームをつけていますから、決して人様がじゃまになることはないのですよ・・・。

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 窓越しも波がガラスを濡らしてしまうと・・・。

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 で、すっかり暗くなる前に室内に戻りました。

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 喫煙室のオッサンをパシャ・・・・。ケケケ・・・。(^_^)/~

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  こんな喫煙室です・・。もうあと一時間半もすれば敦賀入港です・・。

 

 ここで北海道ツーリングの写真は終わりです。

 楽しい11日間でした・・・。予約をずらして、もっと北海道を満喫したかったですよ・・・。22回目の北海道でした。

 日にちをずらせば、お盆のお出かけに支障をきたしますので、予定通りに帰ってきました。

 ただ、敦賀から京都までがやたら遠いのですよね。また京都から大阪までも決して近くはないのです。だから帰宅したのが深夜12時を少し回っていました・・。

あ~~でも、無事故で楽しく行けたことが何よりでした。

 やはり人生は冒険心と感動を持たなければ決して楽しくないですよね・・・。(^_^)/~

 出発時走行メーターは9692キロ。帰宅時は12023キロ。走破キロは2331キロでした。一日平均にして、自宅~敦賀を引いても有に200キロは走っていたのですよね・・(^_-)。

 行く前にエンジンオイルとオイルフィルターを交換して、帰るなりオイル交換の指示が出ていました・・。次回の交換まで2000キロに設定していたのです(^_^)/~。

 それをわずか10日で走ってしまったのですからねぇ・・・。

 でも、まだ四国ツーリングが残っているのでオイル交換は四国から帰ってからにしようと思いましたよ・・・。

 

 来年も北海道に行くかな・・・と考えています。みなさん、「北海道に22回も行けば、もう行くところが無いでしょう・・・。」と言われますが、どうしてどうして・・・・北海道は限りない数行っても新たな感動がありますからね・・・。

 季節により表情も異なり、そして優しさも厳しさも見せてくれますからね・・・。まだまだ行ったことが無いところも多いですから・・・。

 

 旅の途中でお世話になった方々、さらにはお友達になって、旅をより楽しくして下さった方々に改めてお礼を申し上げます・・・m(_ _)m。

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