2013. 7.29 立石寺に・・・
山寺も始めてです・・。せめて一度は後学のために行ってみたいと思っていました。何しろミーハーですから、この際に・・と言う気持ちです。若い頃は下北の恐山とか、東津軽郡の田舎町から竜飛崎などと、まあかなりヘンコ(変わり者)の旅ばかりしてたのですからねぇ・・。それはそれで楽しかったけど。
津軽浜名の無人駅から今別方面に歩いた本覚寺というユースに泊まった時、夏だと言うのにワタシひとりだけだったんですよ・・。寺でお泊まりですよ・・。怖!ブルブル・・(。、)。
もう今はユースは廃業しているようですが・・。
次の朝、部屋の外でガサガサ音がするので障子を開ければ墓地でした・・。うひゃぁぁぁ・・・。墓地では墓を移すとかで土葬のホトケさんの掘り出し中。縁側に座って眺めていたら、割れた棺桶の蓋が開いて骸骨に濡れた髪の毛が絡みつき、色の変わった着物がやはりご遺体に絡んでいるのを見て、思わず後づさりしてしまった・・。(S48.8.11朝6時の記録。)
こんな体験そうないですよ・・・。そう言えば子供の時に一度目、中学生の時に二度目、40の時に三度目の列車に引かれた轢死体も見てしまった~~。
三度目なんか、弁当買いに行く途中ですよ・・。どういう訳か「ハンバーグ弁当」買って来て職場で食おうとして、肉の飛び散った血なまぐさい光景をふと思い出したら弁当が食べられなかったというお粗末も~~。
ジンセー意外になさそうな体験を数々させてもらっています・・。(泣)
本堂です・・。これで終わりではない・・。
ここを通らないと登れません。
で、芭蕉のおとっつあん・・・。
ここから上がるのですよ。
団体さんに混じって説明を聞いておきました。(^-^)
この道を進んで・・・
せみ塚も見て・・・
まあまあ、ここまでは健康でした。
とっころがぁ・・・、この辺りを過ぎてから喘息が出て・・・、
ひどい呼吸困難になって、ハァハァゼィゼィと言いながら、シャツも汗だらけになりました・・・。もうダメだ~~と思いつつも、せっかくここまで来たのだから・・・と
気力だけでここからまた上りだしました。
もう、途中のトイレでシャツも脱いでタオルをハァハァ言いつつ水に濡らせて絞り・・・・、何度もしゃがみ込んでの繰り返しです。
その横を歳よりが元気に笑いながら追い抜いていきます・・。
誰も「大丈夫。」とも言わず、わぁ世間の奴らは冷たいやんけぇ~~と、怒り心頭で何とかまた進みだしましたよ。
それでもポッケからカメラ出して、写真も撮って・・・
こりゃ体力の限界だわぁ~~と喘息を恨んで休憩です。
時とも無しに出るのがびっくりです・・。
「これから喘息出るで~~。」「ハイ、了解!(^-^)。」とはいきません・・。
向こうから見ている人が、「こいつ死にかけとんのんちゃうか・・。」とあざ笑っています。「ゲ・・、ゲンキになったらシバイたるからな・・・。」、とともかくまた登ることにします。
「ハアハア、ゼイゼイ、ハッハッハッ、ドクドクドク(心臓の音)・・・。」、ともうここから写真も撮れずです。
でも、一通り最後まで上り、また降りてきて境内の茶店で休むとかなり元に戻りました・・。
茶店の長椅子床几で横になっていたのですよ・・。
何とかたどり着いた空港です・・・。
やっと仙台空港・・。この旅は喘息が出たためにガッカでした。
機内から写真は一枚だけ・・。
まあ、ジンセーいろいろな事があります。奇想天外なんて別に珍しいことでは無いかも知れません。
やはり感じることは、日々元気でないと楽しくは過ごせないという事ですよね。
これからも楽しく過ごしたい・・・、だから体をいたわらなくては・・。(^-^)
と、あたり前の事をつい真剣に思ってしまいました・・。
「ジンセーは夕方から面白い・・。」って元気であればこそです。これを見て下さっているあなたも気をつけて過ごされますように・・。(^-^)