2014.11.8 熱海に行ってみた日のこと ③
十国峠の展望台です。ここで前回も今回も同じ「すき焼き御膳」で昼にしました。前回は人がほとんどいなかったのに、今回は団体さんが入っていて少し騒がしかったです。
ここまでタクシーで・・・。バスも走っているようですよ。 まあ1年ぶりになります。温泉は、夏はどうもダメなもので・・。(^-^)
ケーブルカーで峠に登ります。
山頂について・・
こ、このロボツト怖!と思いきや双眼鏡でした。汗(^-^)
このすれ違いが何ともいいですねぇ・・。(^-^)
次にやってきたのは前回からの心残りMOA美術館です。恐ろしく大きなうえに、人もすくなくて、しかもこのド迫力・・・、びっくりもんでしたよ。
予約しているホテルが見えています。
これワタシです・・。意外とスレンダーなんですよ。腹は出ていません。
建物の中に能楽堂があるのに驚きました。
これからが作品展示室です。芸が細かい、丁寧な造りになっていました。
こんな美術館、そう無いのでは・・・。
こ、これは~~紅白梅図屏風じゃないですか・・・。尾形光琳(^-^) 琳派好きにはこたえられ作品ですよ~~。こんなに人もいないところでゆっくり・じっくり見せてもらえる美術館は他にはないです・・。他にも「寒山拾得図」、「秋好中宮図」、「大黒天図」などなど・・もう発狂しそうなくらいに光琳の作品収蔵が多くてたまげました。
わざわざ京都国立の「琳派展」に出向いても、琳派展はいつも超人気、人の頭しか見えませんからね・・。ホント嬉しい驚き、卒倒ものです。陶磁器もかなり多くて、「色絵龍田川文皿」、「色絵桃花文皿」の鍋島・・これは重文ですよ、それに「色絵唐子遊文平鉢」と言ってもわからないと思いますので一言、古伊万里。もうワタシの好きな作品がこれでもか~~~~と並んでいました。
プギャア~~、此処に泊まりたいと思いましたね。さらに、「花卉摺絵新古今集和歌巻」に「芍薬摺絵古今集和歌巻」・・・、本阿弥光悦ですよ~琳派を語るなら避けて通れない人物です。その影響は絶大です。さらに、作品自体は地味なんですが「四季山水図屏風」、作者は海北友松です・・・。「藤蓮楓図」~~うわぁぁぁ・・酒井抱一・・、「ほーいつ」も江戸琳派では核となる人ですので・・。
すみませ~~ん、いつも私見ばかりで・・。
金の茶室、秀吉が作らせたという組み立て式茶室の復元です。大阪城にも近年同じようなものが復元されたと聞いていますが、富山の長福寺と比べてどちらが豪華に出来ているのでしょうか?。ワタシはこれしか見たことがないのです。(^-^)
見終えてロビーから外を見ると海がきれいに見えていました。
こんな高台に、素敵な美術館があるというのも実にすばらしいです。さすが~日本一の美術館かも知れないです。これからも収蔵品が増えていくのでしょうねぇ・・。
島根の足立美術館と比べても遜色ないです・・。足立は「大観」が多いのですよ。日本画好きに取ってはこたえられないですよね・・。
またMOAに来たいと思いました。
それにしてもいい物見せてもらいましたよ~~、心が洗われます。