俺の旅
もう若くはないもんなあ~・・・と、気がつけばそれ成りの年齢。
ブログを見て頂いた方には想像がついておられると思いますが、そうなんです・・、それなりの年齢に達してしまっているんですよ。(^-^)
でも、まだまだ気持ちは若いし、気力もあるので元気に飛び跳ねているのですけどねぇ。
この夏、礼文と利尻に行き、さまざまな旅の青年に出会いました。もう元気をいっぱいもらった感じです。中でもヒッチハイクで日本一周とか自転車で日本一周なんて、夢があっていいなあ~とまさに感動ものでした。
今の自分を顧みて、「オレも日本一周したい~~。」と願望はあるのですが、なかなかそうも行かず、これはジレンマそのものになっています。
でも、出て来た昔のユースの会員証を見て、「オレも日本一周してるやないか・・。」とハタと気がついて、会員証のスタンプを数えて見れば180個と少し・・・。ワタシも6ヶ月間、学生時代の4年間で軽く日本一周はしていたのですよねぇ~~。
まさに、「おぉぉぉ~~。」って言う感じで、自分の旅をしみじみと振り返って、その思い出をたどっているところです。
確か撮りためた写真も、35ミリフィルム・6×6のブローニーフイルムを入れて、1万枚は超えていた筈でした。でも、一枚も残っていないのが辛いところなんです・・。
26歳の時に、九州の某県の職員で就職赴任し、まるまる5年勤めている間にオヤジに部屋の整理をされて棄てられてしまったんですよね・・。ガラクタと間違われたみたいです。年齢が知れてしまうけれど、当時発刊されていた平凡社の「太陽」という大判の写真雑誌も、そしてその間に挟み込んでストックしていた切手のおびただしいシートも、すべてはクズ屋に出されました・・。
愕然とする出来事でしたけど、これだけは元に戻す事は不可能ですから、きっぱりと諦めてしまっています・・。泣!
古い昔の街や駅、懐かしい人もこればかりは復元はできません・・。
いまは、わずかなアルバムに挟み込まれた写真だけがすべてになり、これも見ることもなくロフトに放り投げられているだけです。
手元のユースの会員証の移り変わりって面白いですねぇ・・。これだけですよ、いま手元にあるのは・・。
これが今の会員証です。表がモンベルの会員証で、裏がこのユースの会員証になっています。
これは昔の会員証です。右側が何枚も毎年のシールを張り続けて増えたもので、左はそれ以後に新たに形式が変わったものです。
古い方を開けるとスタンプが押される台紙になっています。
昭和47年夏 山陽・山陰 48年 春 四国
48年 夏 東北 48年 秋 東北
49年 春 九州 49年 秋 山陽・山陰
50年 春 北海道 50年 夏 北海道
51年 年明け 四国 51年 春 九州
52年 夏 名古屋・鎌倉 秋 倉敷 54年 茨城 55年 広島 56年 九州
何か、脈絡のないままに結構放浪している様子が思い出されてきましたよ・・。(^-^)
この他に、民宿・ビジネス・駅寝も含めたらもっと数は増えそうに思えます・・・。
一度に日本一周は出来なかったですが、小刻みに日本一周は達成しているように思いました・・。オッサンになってから、結構ひとりで飛び回り北海道だけで今回を入れて21回、四国・九州は数えきれずですから覚えられないです・・・。これだけを見れば関東が少ないように思えますが、東京中心に年に4.5回は往復していますから、これも数は定かではないです。
でもなあ・・、「昔はよかったなあ~~。」と何か年寄りみたいな事を言ってます(^-^)。なにか、見えないけれども夢があったもんねぇ。それに感動も希望もいっぱい心が膨らむものがありましたよ・・。
これから先も感動を見つけにいきたいですねぇ・・(^-^)。
わっかい(若い)時に使ってた、黄土色の大型リュック・・・、もう色が変わって黴生えてとうとう棄ててしまいましたよ。それと共にオレの青春は終わった気がします。
いまはリュックは「Cabin Zero」を使っています。時代の流れかなあ・・。
長年愛用していたカメラアサヒペンタックスSPも、とうとう死亡してその形見のレンズ群だけは今もデジカメで使っているような状態です。普段利用しているデジカメラはペンタとフジ。フジXーM1に噛ませたらマニュアル使用だけで、しかも重いのですが昔のレンズってすごく描写が綺麗ですからねぇ。135ミリはレフェノン・・・これも消滅したトミオカ製を離せずに使っています。コムラノンだけはとうとうネットで売却してしまいました、買ってくれた人が「す、すごいですぅ~~、年期ものなのに恐ろしく綺麗でカビひとつ無いし埃もないのでびっくりです・・。」と喜んでくれましたよ。大切に使ってやってくださいね・・。(^-^)
で、また続きはこの数年以前のモノから始めていきますので・・・。ホント、おもいっきり画像がたまっているんですワァ~~~。
人生は夕暮れから面白い・・ってホンマですよ~~。